ニックネーム: カズナっち さん
体験時期:'08夏
都道府県:栃木県
教習機関名:K教習所
性別:男性
年齢:30代
普通自動車運転経験:10年以上
他の車両系資格:大型自動二輪
教習コース:普通自動車免許有りの31時間コース
教習の場所:実技は屋外、学科は屋内
お弁当は学校で頼めるか:頼めます一食400円(初日に何日分か聞かれ、一括で払います)
教習参加者全体の男女構成:男12:女1
教習の形態:2グループ合計13人
教習に使用したフォークリフト:トルコン
掛った金額:講習料¥38300、お弁当4日分¥1600の合計¥39900
転職合い間のヒマな時間が出来ましたので「資格の一つも取っとこか」と思い立ち、次の職には全く関係ないのですが半ば衝動的に取りに行きました(笑)
-7日目 (ネットで教習所探し)
ネットでフォークリフトの教習所を探し、その際にここの体験記も見つけました。
通うのに便利そうな教習所を見つけ、申し込み書を郵送してもらいました。
0日目 (前日に申込書提出)
申込書に不明な点があったので問い合わせがてら現地に提出に行きました。
ついでに教習コースを見たら試験コース2面分のみの広さしかありません。
「これでO字走行やパイロンスラロームとかあんのかなあ」と不安になりましたが、あんまり深く悩むとキリがないのでそれきり思考停止しときました(笑)
1日目 8:45~18:00 (学科及び学科試験)
受付は8:30から。受付時に4日分のお昼注文が出来ました。
8:45から講師挨拶や説明があり、9:00頃から1時間経つと5分休憩位のペースで授業に入り、12:00~12:45が昼休み。それからまた同じペースで17:00まで授業でした。
17:00からは試験(マークシート)となり、終わった人から順次帰ってヨシとのこと。
試験のレベルはちゃんと授業を聞いていれば何の問題もなく出来る位でした。
ただ、引っ掛け問題臭いものが多いので、設問はキッチリ読んだほうがいいです。
なお、学科試験の合否は最終日に修了証が貰えるまで教えてもらえませんでした(笑)
2日目 8:00~18:00 (実技)
7:50に教室集合。他の方の体験記と照らし合わせてみると、最も早い時間に授業開始かも?( ̄▽ ̄;)
実技教習の説明を受け、グループ分け(6人と7人)をしてから屋外へ。
教習車はトルコンで、ペダル操作はインチングペダルメインでアクセルも使える人はちょこっと使う位で、ブレーキペダルは一回も使いませんでした。
前述のようにここの教習所は狭いので、体験記のようなO字走行やパイロンスラロームはなく、最初から試験コースを活用しての走行訓練でした。内容としては白線の角部分にパイロンの重しを置いて、それを踏まないように、かつできるだけ近づけて廻るようにの教習を丸一日。
昼近く、みんな飽きが出始めた頃にバックでの試験コース走行などがちょこっと入りました(笑)
18:00ちょっと前に皆が同じ回数乗れたところで一旦終了。余った時間に希望者を2名程募り、18:00までキッチリ講習~。
ただ、授業が終わると教官が次の日の講習の準備に入るので、居残り補習とかは出来ないシステムのようです。
3日目 8:00~18:00 (実技)
2日目と同じく7:50に教室集合。前日の反省点などをちょこっと話してから屋外へ。
この日は試験日と同じように白線の角部分にフェンスが立ち、みんなちょっとおっかなびっくり気味な
始まり方でしたが、いざやってみると逆に進入のコツが判り易くなった為に前日よりもかなり楽になりました。
その後パレットを使った授業。まずは荷取りをするところで停止して教官にパレットを挿してもらい、それを荷置きするポイントまで運ぶといったものから始まり、昼前にマストの垂直の出し方を教わって午後からはパレットの上に30リットルのオイル缶を乗せての二段取り二段置きの練習になりました。
4日目 8:00~16:00 (実技及び実技試験)
7:50に教室集合。前日の反省点と試験の心構えなどの説明を受けてから屋外へ。
本番と同じ荷物を使い、細かな注意点を教官から個々に受けながらの練習走行。
14:45から実技試験になりました。
自分の試験の時はちょうど晴天で、停止位置やマストの垂直、荷取り、荷置き位置が自分の機体の影を目安に出来るというラッキーなオマケ付き。おかげでいつもよりかなり前後位置は正確に出せました(^^)
ちょっと危なげな人も2人ほど居ましたが、終わってみれば全員合格でした。
これで名実供にカラ付きヒヨコフォークリフターの端くれになれましたヾ(@^▽^@)ノ
修了証の発行や最後の教官の挨拶などで実際の終了時間は16:30くらいになりました。
☆講習を終えての感想
車などの教習と違い、1台の車両を数人で持ちまわりするために空き時間の間に他の教習生と「あーでもないこーでもない」と話しながら受けられ、3日目くらいになると教官からも教習生からも冗談が飛び交い、時には爆笑と言う場面もありました。ノリが良い教官や教習生に当たればかなり楽しめちゃいますね(爆)
☆カラ付きヒヨコフォークリフターからのこれから受ける人へのアドバイス
○学科
・学科試験は今はどこもマークシート形式がほとんどらしいので、HBかBの鉛筆は必需品だと思います。
・授業の時に教官の教えてくれるチェック部分は赤ペンや蛍光ペンがあると覚えておきやすいかと思います。
(自分は鉛筆でマーキングしてたので、試験前の見直しにちょいと手間食いました(^^;ゞ)
・くれぐれも寝ちゃわないようにしましょう。自分たちの授業の時に前回学科で落ちた方が数名紛れておりました(笑)
○実技
・とにかくしつこいくらいの安全確認を忘れずに(^^)
・教習中に色々失敗しておきましょう。スムーズに行き過ぎる人ほど試験時に失敗したりする人が多いそうです。
「せっかくの教習なんだから自分や他人の命に関わらない程度の失敗はしておいた方が自分の肥やしになる」位の姿勢で臨んだほうが初心者には良いらしいです。
・マストの垂直出しやリフトの昇降ポイントは自分なりの基準ポイント(自分の着座位置からのブラケットの見え方や、リフトを上げた時のバックレストのピンの位置など)を見つけ出すと確実にタイムアップできます。
・見学などの空き時間に手順を充分イメトレしておくと、いざ自分の番に慌てません。乗ってる時に手順を忘れたら、全ての動作を一度止めて大きく深呼吸の一つもかましてやりましょう。意外に落ち着きます(笑)
○その他
・自分の講習時の最終日の天気予報は雨でした。しかし、「教習、試験は雨が降ろうが槍が降ろうが行います。ただ、雷が余程近い時だけは一時中断します」との教官のお言葉でした(笑) ムダに終わるかもしれません(事実、プチ晴れ男の本領発揮して雨は教習開始前に止みました(^^)v)が、連日の天気予報のチェックとカッパなどの雨具の用意は忘れずに。
・自分が講習に行ったのは7月頭でしたので、この時期からの実技の時は日焼け止めは必須かと。
(教官は「毎日お化粧(日焼け止め)が大変だ」と笑いながらこぼしてました(爆))
・暑い時期の水分補給は大切です。自販機などで水気は買えますが、出費を抑えたい人は家からたっぷりの水気を持って行きましょう(笑)
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